バームのストーリー

このページでは、やまもとバームクーヘンが出来上がるまでのお話を書いていきたいと思います。

バームアイコンやまもとバームクーヘンの起こり

2016年の冬、山元町を通過する電車、常磐線が再開しました。それに合わせて農園では、ワイナリーで醸造したいちごワインが誕生、以後農園のいちごを使用して、自社加工品を増やしていくこととしました。

いちごワインを作りたい、という思いとともに、農園では「バームクーヘンを作りたい」という思いも持っていました。農園のいちごの魅力をたっぷりと感じられる、ふわふわやわらかなバームクーヘンを作り、いちご狩りやカフェに訪れたお客様に召し上がっていただきたいという思いの下、いちごワインに並ぶお土産開発がスタートしました。下記の写真は初期の商品パッケージプロトタイプです。

バームクーヘンパッケージデザイン試作

バームアイコン暗中模索からのスタート

とはいえ農園には、バームクーヘンの経験者などおらず、技術をはじめ何から考えていけば良いのか、ゼロからのスタートでした。農園としてどんなことをポイントとして売り出したいのか、またバームクーヘンを焼く技術は十分に身につくのか。はじめは製造施設が建っていなかったため、焼くことができず商品イメージが全く掴めない毎日でした。レシピの載っている書籍を見たり、パッケージの案を出してみたりと商品がない中でできることを進めていました。また、今後の製造でご協力いただけないか、県内の製菓専門学校へ依頼に伺いました。

バームクーヘン材料混合

バームアイコン作り方を学ぶため神戸へ

商品化の過程で本格的なスタートとなったのは、バームクーヘン焼成技術を教わるために8月神戸へ行った時でした。1年以上前から始まっていた事業でしたが、イメージが掴めないままだったので、やっと自分たちで焼くことができると思うととても嬉しく感じました。製造工程や必要物など、全体像が見え、バーム事業立ち上げがスムーズになりました。必要な資材のリストアップと購入を中心に着々と準備しました。

神戸に行く途中の電車中

バームアイコンいちごらしさを出すため試行錯誤

おおよその焼成技術が身についたものの、いちごバームに使用するソースや材料はなかなか決まりませんでした。関係のあるパティシエの方にレシピ相談に行ったり、今のスイーツのトレンドを伺ったりしました。どんないちご加工品が利用できそうか、10月頃から材料を考え出しました。

バームクーヘン商品開発の打ち合わせ

バームアイコン発想の転換-自社のいちご商品をバームに

10月半ば、バームクーヘンの施設であるログハウスが完成しました。オーブンなど機械が設置されたのを機に、再度研修が行われました。準備・生地作り・焼き方まで、全体で満足なものが出来るよう励みました。

いちごバームの試作のとき、使ってみたのが「いちごコーディアル」です。この商品は昨年、ハーブティーに混ぜて飲める商品として、農園で開発したものでした。このシロップを使用してみてはどうかとの提案があり、他の材料と合わせて生地を作りました。完成したいちごバームは、とても優しいピンク色に仕上がりました。またコーティングには農園自慢の商品である「まるごろっといちご」を使用。まるごと一粒のいちごを低温減圧という特殊な方法で乾燥させ、素材の風味をそのまま楽しめるこのお菓子を砕き、バームクーヘンの外側にコーティングしました。この真っ赤な粒が散りばめられたバームを、いちごバームクーヘンにしようと決まりました。

原料にいちごコーディアルを使用

バームアイコンログハウス「やまもとバーム」の完成!

同時にログハウスの店名も考案がスタートしていました。ここは一室が製造スペースで、他はお客様にご来店いただける直売所になっています。製造スタッフで店名をたくさん考え、社内アンケートを実施しました。可愛いイメージのあるお菓子屋さんにしたい、呼びやすい名前にしたいなど様々な意見が出た中、「夢工房 やまもとバーム」という店名になりました。「バームクーヘンを作っている施設ということがすぐわかるようにしたい」「山元町の復興や農業に懸ける夢を持ち続けたい」との思いで決まりました。

夢工房 やまもとバームの看板

バームアイコン最初のお披露目

11月19日(日)、山元町で産業振興祭というイベントが予定されていました。農園では、そこでバームクーヘンを皆様にお披露目しよう、ということに決めました。いちごバームをメインに、プレーン、コーヒーのバームを作りました。また、食感がさくさくとしたハードバームも販売することにしました。当日はバームクーヘンのカット前、1本まるごと試食も実施。会場に訪れた多くの方々に、農園のバームクーヘンを手に取っていただけました。バームクーヘンはお子様でも、ご年配の方にも召し上がっていただけるため、お客様の年代は幅広く感じました。

山元町産業振興祭で、新商品いちごバームクーヘンのお披露目

バームアイコンこれから

初めて多くのお客さまにバームクーヘンをご購入いただき、より力を入れて商品作りをしていきたい思いが増しました。12月には、「夢工房やまもとバーム」での販売がスタートしました。内装はログハウスのイメージに沿って、ナチュラルで温かみのある雰囲気にしました。ここではいちごジャムやハーブティーなど、バームクーヘンと合わせて楽しめる商品を陳列しています。

今年もいちご狩りで多くの方にお越しいただけるのを心待ちにしています。今年誕生したばかりの、山元いちご農園オリジナルバームクーヘン、是非お楽しみください。

やまもとバームコンセプトディスプレイ
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